くうちゅうくらげ

-A Boys Named No.28-

2008-10-01から1ヶ月間の記事一覧

小さな頃に見た深淵。

少年は小さな眼でその“深淵”を覗いた 家族 友達 生活 恋人 全てを飲み込む “深淵”で聞こえるわずかな鼓動が栄光 それは深く深く覗き込むほど鮮明で美しく そして不確かな世界 食い、食らい 奪われ、悲観する ある日 その“深淵”に名を付けた。 その名は“夢”

誰かに夢中になると。

相手が“運命の人”である 理由を見つけ出す どんな理由でもいい “夜空を撮る趣味がすばらしい”とか… でもやがて―― それがイラつく習慣に思え 別れの時が来る でも恋に夢中な間は―― 何年も探し求めていたように 感じるんだ