くうちゅうくらげ

-A Boys Named No.28-

2011-11-01から1ヶ月間の記事一覧

「優しさ」って何です?

そこには、様々な人が蠢いていました。 優しい人、悲しい人、おかしい人、明るい人、さみしい人、etc。人生はそんなに毎日楽しいはずがないので、四六時中楽しそうにしている人は不思議でした。 四六時中鬱々としている人は、俺のそれより深いものを抱えてい…

My Epitaph. #2

11/17(Thursday) ・怒涛の12連勤の5日目。 ・自分の中に「エントリ習慣」を根付かせる。 ・言霊の意味と、総ての回帰について考える。 ・宮廷道化人について考える。 ・いつもどおり、仕事をした。 ・職場の脇を大型トラックが走ると、摩天楼が揺れる。 ・…

何を探し、何を見つけるか。

そこで人は、様々なくだらないことで悩んでいました。 自分はいつも傍観者で、その痛みには接続できないことを知っていました。 ところでお前の悩みというものはそんなに崇高なのか、と聞かれれば、そうだったはずと云いたかったかもしれません。 しかし、俺…

他人(ひと)の在り方と自分(おのれ)の在り方。

今日は感性的なそれではなくて、少し考えて具体的なことを書きます。 まあつまり我流に云うなれば、「描く」ではなく「書く」文章です。いきなりですが、私事から入ろうと思います。 俺がこのブログを更新していない時期(主に8月後半〜9月後半と、10月中頃…

躍動性ゆらゆら。

君の「近づいていく、あー近づいていく」は卑怯だな、と思いました。 未だに俺の後ろにはかなりの哀愁の色が漂っているのにも限らず、無邪気でいいな、と。 どんな風にでも日々は続いていくんですね、俺たちに、あまりにも先が無いとしても。そうですね。 今…

飴玉持ってないかな?

俺は、世の中には“わかっている側”と“わかっていない側”の人間しかいないと思っていました。 そして今は他人の夢の中で語りかけます、「俺はどっち側ですか?」と。今日は部下と飲みに行き、2時間ほど話をしました。 俺はほら“失ってしまった”人間ですから、…

徒然に寄せて。

たとえば昨日書いたようなことを1日中考えるに「俺は本当に書く力を失ってしまったんじゃないか」というのは、ただの詭弁だったのじゃないかと思いました。 なぜならば“失ってしまった期間”に書いたエントリが、まあなかなかどうして人間味を帯びていて良い…

俺にとって、とても大事なこと。

今日は少しだけマトモなことを書くつもりです。 しし座流星群の話ではありません。文章を書く、ということについて、色々と考えています。 前はそのことについて、を考えることはありませんでした。 今俺は、この文章を書くことにかなりの時間を割いています…

My Epitaph. #1

11/9(Wednesday) ・仕事をし、帰って焼酎を飲んだことくらいしか覚えていない。 11/10(Thursday) ・安らぎが鈍化し始め、何も手に付かないことを覚える。 ・執着は都に定着したか。 ・摩天楼にて仕事。 ・帰って焼酎を飲んだ。 11/11(Friday) ・慈しみ…

My life's been what until now?

id:mikanpaさんのブログは1年ほど前から、欠かさず読ませてもらっている。実はここ半月ほど、あるひとつの議題についてずっと考えているのだ。 セサミストリートのエルモのことではない。 場合によっては朝の10分間について彼が記述している“一瞬の夢に出会…

俺は止まれない。

実は、悲壮感にあふれたテキストばかりで申し訳なく思っている。ただここは俺の城、俺の言葉、俺の呪い。そして、俺の夢。何もかも叩きつけてやろうと、決心した頃にはグラス5杯分遅かった。いつも遅い、いつも鈍い、俺の頭だ。なんということだろう。先週は…

血相をかえて昇った今日の朝焼けに。

俺はある日、最上の別れの言葉を用意して君を待った。満足はない。不満足もない。自由もなければ、不自由も無い。それなのに、この心の底から湧き上がる“哀しみ”は何だろう。その実態は?それが残すものは?俺が俺のままであるならば、君も君のままでいいっ…

俺たちは消えていく。

起きたら時計の針の指す方向が、南西から北東に変わっていた。俺は夢の海の中を、ただようくらげであり続けたい。いつか俺が自分の名前を、名も無きものしたときの様に、心も身体も凍りつかせたい。極寒の地で生まれたその少年の名前は、ナンバー28という、…

君がいたから。

俺がいつかどこかで死ぬとしたら、それはここ。地球の片隅であることは絶対に間違いはないのだけど、絶命の瞬間はどれだけ良く見積もっても、名誉あるコトなど不可能なのだろう。生きてしまったから。俺たちは生きてしまったから。ここまできてしまったから…

裏道のメモリー。

実家の裏の小道を通るに、少年は古いことを思い出す。幼馴染と並んで歩いた事もある、この小道だ。あの頃の俺が、本当に俺だと云うのなら。あの子が昔云っていた言葉を良く思い出す。「私たちは、それぞれの物語を生きている」確かに自分の過去こそファンタ…