くうちゅうくらげ

-A Boys Named No.28-

躍動性ゆらゆら。

君の「近づいていく、あー近づいていく」は卑怯だな、と思いました。
未だに俺の後ろにはかなりの哀愁の色が漂っているのにも限らず、無邪気でいいな、と。
どんな風にでも日々は続いていくんですね、俺たちに、あまりにも先が無いとしても。

そうですね。
今週は仕事しかしていませんから、神経もまあまあささくれて、まあまあ不機嫌を引き摺っているわけです。
そんな中で残していくものっていうのは、余計なものが削ぎ落とされているわけでして、俺は他に表現の仕方がわからないので、純粋に文章という形に回帰されるだけです。
それが少し哀しかったり、哀しくなかったりします。

あはは、と君が笑う。
そして、心が触れ合う。
たとえ救いようがなかったとしても、それだけでも中々幸せなんです。
そしてその幸せは、いつもように影を落とす。
そろそろこの影との付き合い方を覚えていきたいものです。

言葉の断絶についてですね、俺は悲壮なまでの想いを持って考えているわけです。
ある二つの事柄について、ですね。
ちょっとずつでも、話していきたいものです。

まだ声が聴けるのですから。
まだお互いに生きているのですから。
今だけは信じたくないことがある。
そういう日もあるんです。