くうちゅうくらげ

-A Boys Named No.28-

特別な理由もなく。

ふと、「去年の今頃は何してたっけ〜」なんて考える時ありません?さっき、無意識に聴いていた音楽が丁度去年の今頃もこれ聴いてたなぁ、と思い出させる様な曲でした。季節的なモノってあるけど、この時期はやっぱり好きだな〜。

多分去年やその前も今とはまた別の悩みを抱えていたんだろうけど、覚えていないし、思い出せないです。多分去年やその前もその苦悩を解決してきたような気がするんだけど、どうやって解決したのか、覚えていないし思い出せないです。

忘れたくない事を忘れてしまったり忘れたい事を忘れられなかったりします。

忘れるって事が嬉しくもあり哀しくもあり、良くも悪くもこうして生きていくんだな、と。

俺は忘れ物や落し物をよくします。モノもそうですが、同時に心も。モノに関してはたまには誰かが拾ってくれたりしますが心に関しても同様に誰かが思い出させてくれたりもします。自分自身は10年前からも5年前からも1年前からも変わってない気がしますが、自分の気づかないところで変わっているんだろうな。街や景色や友達が変わっていく度に、自分だけ取り残させるような気持ちになります。

それでもいざしっかりと話してみると意外と変わっていない部分とかもあって、少し嬉しくなったりします。きっと俺自身も少しずつ、変わっているんだろうな、と思うと、それもまた1つの発見でもあるのかな。

いざ打ち解けてみると今まで何不自由なく生きていると思っていた人が悩みを多く持っていたり、色々と考えていたり、します。それぞれが、それぞれの人生を進んで―

少し違った視点で考えれば、これもまた小さな楽しみであり、喜びなのかな。

俺は今日も仕事です。明日も特別なハプニングもなく終わるかもしれないけど、それはそれで自分の人生を楽しんでいけたらいいなって思います。

人生に関して言ってしまえば 勝ち組負け組ってあるけれど俺は自分の人生、今日を少しでも楽しく、言いたい事は言ってきた人が勝ち組だと思っているから、少なくともこの持論を呈してわかっている以上、自分の人生を精一杯楽しまなきゃダメだよね。

頭ではわかっているんだけど…。