くうちゅうくらげ

-A Boys Named No.28-

アクシデント。

不正と書いて歪と云う。
書きたいことだけ書いていたら文章として成り立たなくなった。
時に僕の頭は、コーヒーカップに3回乗った後みたいにフラフラしてる。

そんな時はだいたい近所のBARから家まで辿りつけないので、アスファルトの上と空の下と夢の中で緑色のうねうねした球体と遊んでいる。
緑色の球体は時に僕の友達だけど、悪口も云うわけだ!
「こんなはずじゃなかった!」
これが最も僕の戦うべきものであり、宿敵というわけだ。

時計の針が正しければ今は36時82分だ。
高層マンションの45階のその部屋で彼女たちがストリップする時間だ。

僕も早くエレベーターに乗って、そのパーティに参加しないと…!
でも、恋人を迎えに行く役目は僕ではなかった。

この人生において、僕に残された役どころは村人C。
僕は村人Cなのさ。
じゃあいっそのこと村人Cが革命を起こすというストーリーにしてみようか。

僕にはできる!
いや、僕にはできたはずなんだ!
この世にウイスキーがなければ!

そんな夢を見た。