くうちゅうくらげ

-A Boys Named No.28-

街の彩り。

部屋の掃除が進まない。
どうしてこんなに汚れてしまったんだろう。

ここのところ、他人の写真を見ていて「上手いもんだなあ」と良く思う。
僕が撮った写真は「下手なもんだなあ」と思う。
時には人が喋るより写真や絵画の方がインパクトがあるものだ!
あ、どうでもいいと思ってるのわかっちゃう?
いやだなあもう。

労りとか慈しみとか。
僕はそういう言葉は好きだなぁ。
好き過ぎてキライになるよ。
だから君のこともキライさ。
キライすぎて間違えて好きになってしまうくらいにさ。

自分の後ろの後ろにいる、その後ろの方を見てみた。
なんだか素敵な景色が広がっていた。
或る日、僕は口籠もった。
「ほんとうはきみのことごにょごにょ」
赤面しながら、今一度試してみた。
独りで家にいるときはなかなか上手く出来る。
誰も見てないからね。
ああ、僕は今日も自分に悪いことをしてしまったなあ!