声、身体、感情、夢、生き方にルールなんていらない。

俺の元に悲しいニュースが2件飛び込んできた。

その1
THEEMICHELLEGUNELEPHANT　ギタリスト　アベフトシ　死去。中学から今に至るまでずっと俺の中では伝説だった。高校の頃から洋楽嗜好の俺にとって今でも聴く事のある数少ない邦楽アーティストの一つ“THEEMICHELLEGUNELEPHANT”もうあのカッティングは聴けないのかと思うと…ショックだ…。本当に好きでした。そしてありがとう。

その2
前職場で出来たK1選手の友人の引退。ある意味ショックだけど、またある意味新しい路に前向きに進んでいく姿を見ると、想い出と共になんとも言いがたい気持ちがこみ上げる。多くのものを残してくれた。そしてありがとう。

ただ、どちらにしても、物語に結末があるのは当然の事で、それが“死去”だろうと“引退”だろうと、言葉はどうあれ、物語は長いか短いかが重要なんじゃないんだよなって思う。自分でピリオドを打つか、外的要因にピリオドを打たれるか、って事も大して重要じゃない。10000ページあるダラダラと長いだけのつまらないストーリー。100ページで短くても心に突き刺さるモノを残すストーリー。どっちが良い作品かって？そんなの、言わずもがな後者だろ? とはいえ人にはそれぞれの見解があって、どんなストーリーを好むか?なんてそんなの本当に人によるし、一概には言えんのだけど。ただ戻らない今この時をちゃんとストーリーに書き記していかないと、ってそう思うよな。だから今回の“死去”も“引退”も、俺は前向きに受け止め、躍進を続ける。戦いを続ける、納得いくまで。それが彼らに対する、最大の礼儀と敬意だから。

人は、関係も状況も環境も　はたまた肉体も魂も　生や死でさえも、いつか失くすし、いつか滅ぼす。でも大事なのはそこんとこじゃなくて、それを受け止めた上でもっと重要なことは他にあって。それを見つける為に描き続けるんじゃないかって、そう想う。誰かに言われたもの、誰かに作られたものなんかじゃなくて…。人それぞれの大事なものをね。

もう夏休みで思い出作りにはもってこいのシーズン。当然の如く　社会人である俺には夏休みなど無いものの…。やっぱり、全然知らないヤツの幸や不幸よりも、身近なヤツのちょっとした発展や成長の方が俺には輝かしいな。会ったこともないようなヤツが電車に轢かれて死のうが知ったこっちゃないが。自分の友達や家族達の幸せや成功や想い出が俺には多くを残すからな。こんな界隈なのですが、早速友達からの色々な温かいストーリー達が俺の心を和ませてくれてますよ。ってなわけで、個人的に楽しませてもらいます。みなさんの…夏休みライフ。

俺は仕事で夏休みがないとさっきも書いたが、別に何も不幸なんかじゃない。むしろ、毎日学校に行くよりも毎日仕事に行ってたほうがマシだから学校行ってるヤツってすげーなーと思う。

だが休みだって永続的に続くわけではなく終わりがあるからな。何週間後か何ヵ月後かにあって、今から楽しみにしてる旅行やイベントや飲み会やデートだって、その内、瞬く間に“過去の思い出”に変わってしまうわけだから。ちゃんと今にしか残せない強烈なインパクトを、そこに纏わる全てのものをその心にしっかりと掴まえておいて。それこそ自分の人生に一花添えれる様な、大事なひと時をね。

つい昨日の話。

仕事帰りの終電。疲れたリーマンやら疲れたOLやら酔っ払いやらで賑わうわけだが、まぁ俺も今日はちょい疲れ　座りたいなーと思ってた。

いつも通りに混んでて座ることすら出来ないと思ったのだが…。なんと電車の座席に人が寝ているではないか。7人がけの席に身長約170CMの男子が寝たら確実に5人分くらい幅取ってるだろ。人としてー、とか、多くの人に迷惑がー、とか、疲れている人がたくさんいるのにー、とか綺麗事はどうでもいいとして。最初は相手にしないで座るのはあきらめる方向だったのだが、疲れも相まって頭にきて。
おーれーがーすーわーりーたーいんだよっっっ。とっととドケくそやろー。我が覇道を阻むものは…斬る。とまぁ、ついにはそいつを叩き起こして結果的には酔っ払いのおっさん4人を座らせることに成功。夏休みだかなんだか知らんが…。飲んで騒ぐのは勝手にしろ！
おしとやかに節度を守って呑むも良。公園でドンパチしながら騒いで騒音も良。居酒屋で騒いで暴れて迷惑かけるも良。駅のホームで酔いつぶれて嘔吐して死にかけるも良。酔った振りしてかわいい女のコに介抱されるも良。
だが。俺の座りたい席に横たわるのは許せん。…またつまらぬものを斬ってしまった。

媚びるな社会に、世論に、常識に、法律に。俺は俺らしく生きていく。言いたい事を、素直に言い続けるだけ。描きたいﾓﾉを、素直に描き続けるだけ。それがこんな俺の、小さな意思表示。こんな俺だからこそ失っちゃいけないモノがある。

今夏はファッションセンス及び外装を一新したいと思います。