くうちゅうくらげ

-A Boys Named No.28-

無駄な無駄骨。

『俺は総てが赦せない、特に自分が赦せない、自分が赦せない故に、他人が赦せない』by 過去の俺のノート 『THE STAR VIEW』より

紳士淑女の皆様、このようなことが赦されて良いのでしょうか。

3ヶ月前の話、経緯は思い出すだけで腹立たしいので詳しくは書かないが、ある1人の借金のカタとして俺達は約280万の借金を背負った。留意すべきは“俺”ではなく俺“達”という所だ。
具体的には3人で請け負ったこの借金、1人約80万という額。とんでもない。
学んだことは「中途半端な優しさは使えない」ということと「覚悟は生半可にするものじゃない」ということ。

世の中には金で解決できるものがほとんどだが、金で解決できない問題こそ命題と呼んで良いだろう。逆に云えば金で解決できるものは、往々にしてたいしたものではないとも云える。だが、どうだろう。世の中には金に奔走し、金に逃避する者もいれば、金に沈み、金に死す者もいる。

少し思い返すだけで非常に腹立たしい問題ではあるが、確かにわかったことは、この負債はなくならないということと、いくら怒りをぶちまけたところで、何も解決はしないということ。
笑えない状況過ぎて笑うしかないというのは正にこのことだろう。何かを成し遂げるということは本当に大変だ。

俺がひそかにコツコツと貯めた貯蓄が数日後にほとんど失われることになるという事実は非常に受け止めがたい。一体今まで何のために働いてきたのであろうか。本当に中途半端な優しさは使えない。それと同時に人を信じるのも大概にしたほうが良さそうだ。

全く、実にテンションの下がる話である。