くうちゅうくらげ

-A Boys Named No.28-

一緒に黙りましょう。

とある出来事に出くわして、
こいつはなかなか華奢な神経を刺激してくるなと思った。
「信じてくれ!」と云うのは割と好きなんだけど、
「あなたのことを信じるわ」なんて云われちゃうと、
「おいおい勘弁してくれよ」って気になってくる。
嘘は素敵だし、こっちもそれなりに自信があるんだけどね。

さて、忘れないうちに大事な事を云っておく。
君は決して僕じゃない。
そして当然のように僕は決して君ではない。
これっぽっちも、同じなどではない。
僕が善くて、君が悪いわけでもない。
だけど。
僕が悪くて、君が善いのか。
そう聞かれるとそれは有り得るんじゃないかと思ってしまうような気がする。

それでも
どこかで
絶対に
僕は僕を肯定するつもりだけどね。

それと、3月で仕事を辞めることにしたよ。
これでもしインターネットも辞めて、携帯電話も辞められたら。
現代の世界じゃ死んだ事になれるんじゃないかな。
必要不可欠な存在なんて誰一人としていないのだから、
あまり自分のことを必要だと思うものじゃないけどね。

僕は僕なりに楽しんでいるつもりだけど、
〜世の中にもし自分以外の人がいなくなったら〜
という映画や書物を見かけるテーマの世界になったとしても、
自分の場合、割と冗談抜きに歓迎出来るような気がする。

そうは云っても“能動的に何もしない”っていうのも積極的に実践していかないと成し遂げられないんだよね。

今年は結局何も成し遂げなかったな。
来年こそは何かしようかな。
そんなことを、
毎日同じようなことを、
考えているよ。