くうちゅうくらげ

-A Boys Named No.28-

ぶるぶる。

最近はまたダッシュボードやら昔からの友人やら新しく興味を持った人など、様々な場所でブログを見ているのだけれども、そういうものと比べると自分の書いている内容が圧倒的に情けなさすぎて、そんな人生になかなか萎える。しかしだからって意識したところで僕の圧倒的に情けない人生が圧倒的に素晴らしい人生に変わるわけでもないので今日も圧倒的に情けないエントリを書くことにします。「そう…他人のことはどうでもいい 俺は俺のままで前に進める それを証明するためにここへきた はじめようぜ!」(某ヤング漫画のカッコイイ脇役の台詞)

 

久々に携帯が鳴ったと思ったら、小さい頃から知り合いのK氏からで、「結婚するから住所教えてくれ」という内容でした。てめえが結婚するのと僕の住所に何の関係があるのかイマイチわからなかったのですが、どうやらこの愚か者は愚かにも僕を招待するつもりらしいです。
こうなったら招待状を送らせるだけ送らせて、欠席の欄に○をつけてついでにざまーみやがれやい!と書いてやろうと思いました。確かにそう思ったのですが、気付いたらなぜか出席のところに○をつけて楽しみにしてますと書いて返信していました。こういうところが無駄にいい男(略して無駄な男)なのだろうなと思いました。


しかし、昔からブッサイクでこいつと結婚するバカがいたら世の中終わりだなあと思っていたほどのK氏が結婚することになるとは本当に世の終わりです。ついでに云うと、もはや僕の周りで結婚できていないのは僕だけなのではないだろうかと思うのです。もしかしたらK氏も心の中では僕に対して「こいつと結婚するバカがいたら世の中終わりだなあ」と思っているのかもしれません。だが思ったところで僕と結婚するバカは実際に現れていないので世は救われたのです。僕は世界を救ったヒーローなのです。


書いていてなかなか虚しくなってきました。
そういえば僕のエントリは結婚に関することとか女に関することが多い気がします。
だけど男同士で盛り上がるの話っていうのはエッチな話と女の話と悪い話に限ると思うので、まあいいでしょう。そういえば女性とメシを食うと家族とか仕事とかの話になる可能性が高い気がします。


僕もモテたい!

ぷろてすたんと。

髪が伸びてどうしようもないので美容室に行きました。イトコのガキに「ちんちん頭!」と呼ばれて悔しかったからではありません。いい年して3歳のガキに「ちんちん頭大魔王だぞー」とか云って追いかけて凄い勢いで泣かせて母親に説教されるとかそういうのはもうやめにしたいです。その3歳のガキは悪さをしても「そんなことしてるとちんちん頭大魔王が来るよ!」っていうと聞き分けがよくなるらしいです。そういう教育ってどうかと思いますが、家庭の平和に僕のちんちん頭が役立っているようならジーザスもさぞ喜んでいることでしょう。アーメン。


まあアーメンはいいとして、よく美容室で雑誌を渡されます。イケてるお兄ちゃんがイケてるポーズをしてる雑誌です。この服カッコいい!と思って見ると、右下のほうに「パーカー xxスミス 8万6000円」とか書いてあったりします。僕はいったいどういった層がパーカーなんかに8万6000円も払うのか、そもそも払えるのか、凄く気になります。パーカーに8万6000円はともかく、ジャケット40万とか書いてあるとますます気になります。


そのモデルがすっごいおっさんとかならまあわかるんですが、どう考えてもふつうに年下に見えたりすることも多いんで、これはきっと若者のファッションなんでしょう。「ジャケット40万円 パーカー8万6000円 インナー2万3000円 パンツ9万4000円 カバン12万8000円」確かにカッコいいといえばカッコいいのですが、僕の年齢でこの洋服を買える人がいるというのがホント不思議なのです。だけどこうして雑誌があり、服屋も商売になっているということは、買える人がいっぱいいるはずです。僕の知らない世界ではありますが。


そんなことを考えながら散髪を終えて帰って、鏡に映ったちんちん頭を眺めながらため息をつくのでした。ちなみに「ちんちん頭大魔王」は「チンチンヘッドデーモン」と読みます。やっぱアーメン。

けだま。

バイク欲しい。前から少し欲しいと思っていたのですが、朝の通勤ラッシュに巻き込まれているときに横からすり抜けるバイクを見る度に欲しいと感じます。渋滞を気にしなくてよくなる以外にも、なにより、女にモテそうだし、すごいかわいいツーリング友達とかできそうだし、いいことしかないような気がします。自分で書いておきながら、なんだか中高生のようなモチベーションですね。デメリットは、荷物が持てない、夏すごく暑くて冬すごく寒い、死ぬ確率があがる、くらいしか思いつかないのでやっぱ欲しいです。

 

そして、バイクならなんでも良いというわけではないのです。
DUCATIストリートファイターが凄く欲しいのです。200万円くらいするけどその200万円を貯めるのも惜しまないくらい凄く欲しい。アレが手に入るなら毎日もやしでもいい!

という話をことあるごとに色んな友人にしていたのですが、A氏は「輸入車はメンテに時間も金もかかるし大変だからHONDAの安いやつにしとけば」と云い、B氏は「最初に大型よりHONDAの安い中型のやつから徐々に慣れていったほうがいい」と云い、C氏は「どうせ飽きるからHONDAの安いやつでいい」と云い、D氏は「そもそもバイクなんて危ないからやめとけ」と云い、E氏は「それよりおまえちんこ小さくね?」と、結構散々な評価なのです。


僕は車も今まで全く興味なかったわりには車種だけはやけに詳しくて、良く六本木なんかで見かける度に「ありゃブガッティ・ヴェイロンじゃねえかヒェー」だとか「ありゃマクラーレンじゃねえかヒェー」だとか「ありゃロールスロイス・ファントムじゃねえかヒェー」だとか「ありゃ土屋アンナだな…」とか云ってたりしたのです。実のところ、ブガッティ・ヴェイロンがどのくらい凄いのかとか、その凄さがそこらを走ってる車とどう違って凄いのかとかはぜんぜんわかりゃしないです。ただ高そうとかカッコイイとかそれだけの話で、別に乗ってみたいとか欲しいとか思ったことはないのです。


ですが、バイクだけは別でした。この間、最寄のICの近くにデカイバイク屋があるので興味本位で行ったみたところ、圧倒的にカッコいいバイクが何台かありました。KawasakiのNinjaと、DUCATIストリートファイタースーパーバイクとモンスターとディアベルMVアグスタのF4、などなど、総じて200万~それ以上くらいするやつで更に大型ばかりでした。かっこいい、かっこよすぎる。バイクがこんなにもかっこいいものだなんてなんで26年間気付かなかったんだろう。どうにも僕はネイキッドと呼ばれるタイプよりも、スポーツタイプやツアラータイプと呼ばれる部類のものが好きなようです。ハーレーはそんなに好きじゃない。


しかしよく考えてみたまえ、200万である。2000万ではない。2000万の外車を買うのは無理だとしても、イマドキ、かなりランクが高い軽自動車なら平気で200万はする。そう考えると200万のバイクならばなんだか手が届きそうな気がしてくるのだから不思議なものだ。もちろん今は1万円もないので買えはしないが、200万ならばヘタしたら3年くらいでなんとかなりそうなのだ。3年後はちょうど30歳。目標にするにはまあ良い年だ。30にもなったら大きな買い物の一つくらいはしたいものだ。詳しいことは知らないけどたぶん税金も車よりはかからないであろう。それに車のほうは会社の営業車があるので、自家用車は当分必要ない。それと、たぶんだけど中古で妥協すればもっと安く手に入りそうなものである。


で、改めてバイカー歴の長いA氏に聞いてみるものの、やはり「とりあえずHONDAの安いやつにしとけ 初心者に外車は運転が難しいしメンテに金がかかる」の一点張りでお話になりゃしない。僕が欲しいのはDUCATIストリートファイターなのである。それはもう決定したことなのです。


僕は思う。乗りやすい乗り辛いだって、最初から乗り辛いほうに乗っておけば乗り辛さは感じないのではないか、ということである。逆に乗りやすい車にずっと乗っていたら、そっちに慣れてしまうではないか。教習所でMT乗るくせに、それ以来MTを運転したことないひとはいざMT乗れって云われたって怖いでしょ、それと同じ要領で、世の中にMTしかなかったら不思議と慣れるじゃないか。それに、全く愛着の沸かない50万のものを買うより、愛着を持った200万のもののほうがきっと大事にするのだ。そう、まずは形から入ればいいのだ。だからDUCATIストリートファイターを買うということはもう決定したのである。


中学生みたいなエントリになりましたが、まず忘れてはならないのはそもそも僕はバイクの免許を持っていないということなのです。なのでまずは免許を取るところからなのですが、確か普通免許持ってると教習所で乗り方覚えるだけで良かった気がするので、行くのだけめんどくさがらなければ取るのは容易だと思っています。


だがしかし、問題は金です。免許を取るのに約10万はかかるだろう。更にガソリン代、税金、メンテナンス代なども考慮せねばならないのです。バイクを手に入れることによって生活ができなくなるか、生活はできるけどバイクは手に入らないか、バイクか人生か、どっちを取るかと聞かれたら。気持ちではバイクと答える。気持ちでは。チッ。


いやしかし、実際に買うか買わないかはともかくとして、そういう目標があればクソみたいな仕事だって精を出して頑張れる気がするので、超今更ながら、そういうことは大事だと思いました。なので、まずは借金を返して、免許を取ってから本格的に考えることにします。