くうちゅうくらげ

-A Boys Named No.28-

さあ 俺の隣に座りなよ。

おばあちゃんがいれるみたいに自分でお茶を注いでさ。俺たちが眠ることもできなかった頃はいろんなことがもっと良かった。 だけどあれっきり…二度とあんなことしたはない。

俺たちはみんな棲み家を後にした。その話をさせてくれよ。素晴らしい1日をずっと待っていた。長い間ずっと我慢してた。お前に何かを言うのがずっとつらかった。温度が下がったから、ある木曜日の夜遅くにこの曲を作ろうと思った。みんな寝てるけどテレビはついてる。自分のした正しいことや間違ったこと。

俺はいつだって戻るに戻れないことをしてきた。いつも戻るに戻れないことをしている。一度きりの人生しかないから何を謝るんだ。みんないなくなってもラジオがまだかかっている時、自分が頑張らないといけないことに気づいたんだ。

俺がこんなことを言うのはこれっきりだよ。初めての時を覚えている。俺は何を知っているんだろう。よくわからずにいた何かやりかけだった何か 今では忘れている何か ほとんど何もわかってなかったくせに…数ある嘘の、最初のひとつ。

眠れない夜は天井を見つめて気が変になりそうだった。無駄にした夜のお陰で終わりの無い日々を乗り越えることができた。昔からたまに…思ってたんだ。“お前の言葉という雪に俺は埋もれてしまうんじゃないか”って。 目を開いてみれば、あんなにいい天気だったのに。いつもボンヤリしてた。

どうでもよかった… どうでもよかったんだよ…