くうちゅうくらげ

-A Boys Named No.28-

「冷たくておいしいもの」という、今週のお題に答えてみた。

今週のお題「冷たくておいしいもの」

はじめてはてなのトップにある、「今週のお題」たるものに答えてみることにする。

冷たくておいしいもの?それはうどん?それはアイス?それはビール?
いや違う。
「冷たくておいしいもの」それはすなわち、「冷たい女」である。

「冷たいからおいしいもの」と問われれば、少々違う回答が出そうなものなのだが、「冷たくておいしいもの」と問われれば「女」以外の選択肢があるだろうか?
女は冷たければ冷たいほどおいしいのです。という意味不明な根拠の無い理論を使うのにも、理由があるのだ。

あれは中学生の頃だった。
俺はクラスの女の子(以下、A)に惚れていたので猛アタックした。
とても冷たくておいしい女だったのだ。

Aのその冷たさは尋常ではなかった。

林間学校では同じ班に入ろうとして断られ。
席替えで隣の席になろうとして「俺、一番後ろの窓際に座るから」と云ったにも関わらず、ドア側の一番前の席に座られ。
掃除中にホーキで野球をしていたら打った消しゴムがAの目にあたって、大問題になり。
その子の書いた絵がかわいかったので大騒ぎしたら大泣きされ。
プールの授業で水着を忘れて見学していたので、可哀想に思い、代わりに俺の水着を貸そうとしたら、丁重に断られ。
俺がいるにも関わらず同級生のMと付き合い始める。
帰り道が一緒なので、一緒に帰ろうとすると「今日、用事があるから違うルートで」笑顔で嫌そうな顔をして云われる。(しかも通算約20回ほど)


思い出せる限りでも非道の冷たさを見せる女だった。

おまえが悪いだろ、嫌われてるだけだろとかそういう後ろ向きな意見は一切無視して話を続ける。

クラス替えが近くなった2月のある日、Aと同じ班になった。(今度はくじ引き)
家庭科の最期の授業で、調理実習をすることになって、作ってくれたAの杏仁豆腐。
あれはマジで美味かったのだ。泪が出るほど美味かった。
美味しかったはいいのだが、後々判明するに、あれは俺に作ってくれたものではなく、同級生女のSに作ったもので俺が勝手に食ったので泣いていたということを学級委員に注意された。

まあここまで書いたが、俺の考察としては「女は冷たくておいしい」ということだ。
厳密に云えば、「冷たい女の作ったメシほどおいしい」ということになるのかもしれないが、まあ細かいことは気にしない。
どちらにしても略せば「冷たいほど女はおいしい」になるのだ。

ちなみに、Aにはクラス替え直前に告白しようとして、深夜に家に行ったら警察呼ばれた。

いや、素直に云うと、冷たくておいしいものはうどんです。ざるうどんいいですね。ざるうどん。

勘弁して下さい。
色々哀しくなるので、ホントに冗談でもこういうお題はやめて欲しいものです。
あと、こういうエントリで何も無い日のエントリ数をかせぐのもやめて欲しいものですね。

さて、今日も無駄に酒を呷って無駄な1日を終えることとする。