くうちゅうくらげ

-A Boys Named No.28-

暁光のセレナーデ。

土曜日から上野美術館でウィリアム・ブレイク氏の版画展がやるということだったので見に行った。
という記事を今日は書きたかったのだが、行っていないので書けない。

なぜならばと云うと、風邪を引いていたのもそうなのだが、起きた時間がそもそも夜だったし、懐ゲーにハマっていた辺り、体調が良ければ行ったのかと問われれば、満面の笑みを浮かべながらノー、と云ったろう。
いや、問われるような相手が身近にいたとしたら、それはそれで行ったのだろうか。

人生は相変わらず、よくわからない。
来週こそは行こう。
行かなければ終わってしまう。


そういえば、来月ダイビングに行くことにした。
ただの思いつきであるのだが、既に休みを申請して宿を明日には取ろうかというところだ。

当然のことだが、独りで行くのである。
一人旅というのはいつでも未知なる発見でもある。
そして、それは自分を着飾るだけで欺瞞する台詞としても非常に有用だ。
愛する孤独を手に入れたからには、海中を漂うも良かろう。
夢見るくらげのように。
なんにせよ、詮無きものであるが。

ここの所何処かへ出かける機会が多く、趣味である写真を撮る機会も増えてきたということで、ここにもそのうち貼り付けていこうと思う。
そんな理由もあってか、Twitterだけは復活してある。
『ID:@Starview28』(これ)
なので、興味があれば気軽に絡むがヨロシ。


さて、俺には、兼ねてからアメリカをロードバイクで横断するという積年の夢がある。
何でだろう。
特別な理由があるわけではない。

生きているのだから、生きる理由を探しに行くというのは建前としても、何かこう、奥から湧き上がるものが必要なのだ。
いや、必要だと思ってるんだ。
思ってるだけ。
そもそも人生なんてイメージの結合体なんだから。
どうでもいいんだ。
思っていること以外のことなんて、どうでもいい。

実は思慮というか、所謂“書けること”は今結構ある。
だが、それ以上に書く時間がない。
だからといって、こうして存外雑な文章でまとめあげるのもどうかと思うのだが、放置よりもはマシということでの更新である。


さて、仕事に戻らなくちゃ。
やるべきことがまだまだあるんだ。

ディスプレイ越しに夢見続ける少年の傍らには焼酎のボトルが鈍く光り、また今日も無駄な1日を終えるのである。