くうちゅうくらげ

-A Boys Named No.28-

ブラック・クリスマス。

仕事したり、遠くへ行ったり、ピアノを弾いたり、大変です。
今は北海道にいます。

ウザいです。
ウザいという言葉がとてつもなくウザいです。
そんなウザいなんて言葉はウザいし嫌いですので、二度と使わないことにします。

クリスマスについて、宗教的に日本人は〜とか、どうせオプション〜とか、パッケージ化された〜とか、そういうことについて語るつもりはありません。
なぜならば、それは毎年、俺よりも遥かに賢い人が際限なく吐き出し続けていることであって、便乗してそれらを語るのは、明らかに俺の役目ではないからです。

なので、賢くなどなく、むしろ愚かな俺は、個人的なことだけを書きます。

駅や空港が混んでいたので、とてつもなく嫌でした。
寝坊して、遅刻しそうになりました。
他に嫌なことですか?
寒かったことです。

そのくらいです。
意識しなかったわけではないですが、「クリスマスだから〜」は抜きにして、てんで普通の嫌な日でした。

これでは収拾がつかないので、少しだけクリスマスについて書いておきましょう。

クリスマスが好きか嫌いかって問われれば、まあそんなに嫌いじゃありませんと答えます。
ビジネスとしては、クリスマスはいつもより稼げますし。
ケーキもチキンも、美味しいです。
低脳なサンタクロースも、好きです。

嫌いなものといえば、イルミネーションくらいです。
そもそも俺は人工的に作られた万物が徹底的に嫌いですから、別にこれに限らずなのでなんとも云えないです。
光なんか星とホタルのassだけで十分ではないでしょうか。

それにしてもみなさん、恋人ごっこが本当に上手ですね。
そして俺は連中が作り上げた一つ一つの嘘から、良い事も少しだけ学びました。

ある意味クリスマスでも何でもいいですけど、行事ごとというのはしっかりと記憶できるから良いことだと思います。
去年のクリスマスは〜してたなぁ、と云ったような意味合いで。

残念なことに、更に収拾がつかなくなりました。

締めとして、こんな日にはプレゼントとして、ある言葉を贈りましょう。

「Champagne for my real friends and real pain for my sham friends.」
「真の友にはシャンペインを、偽の友には審判(本当の痛み)を。」

さて、久しぶりに会った旧友たちと上品なアルコール漬けになれたので、気持ち良いままでおやすみなさい。