くうちゅうくらげ

-A Boys Named No.28-

2011から2012へ。

今年ももう終わりですね。

1年の暮れになると、今年は何があったのかなって考えたりするのですが、ほとんどの場合は12月の記憶が色濃く、1月なんてうっすらです。
そんな意味もあって、どうせ反省や目標を書くのであれば、1ヶ月に一度やるべきなんじゃないかと思いました。
3日前の夜飯ですらも覚えていない男にとって、今年の1月のことなんて思い出すだけ無為なことです。

それともうひとつ無為な理由があります。
何の為にブログをやっているのかというと、日々の動向や感情を書くためにやっているのです。
ですから、わざわざ振り返る必要ってないんですよね。
特に“自分のようなひと”は、日々の感情そのままぶつけていきますから、回顧するだけでわかるもんはわかるんです。
知りたければ、過去の記事見るだけでいいです。
その為にどんな文章であれ、消したり改変したりしていないのですから。

こうして拱手しているわけではありますが、じゃあ人生にとって何が有益なことなのかと云われれば、そんなものも何処にもないと思いますけどね。

まあいいです。
そんなこんなで、2011年の“総集編”と2012の目標を書きたいと思います。
とにかく今年は前半と後半で実に違う生活をしていました。

〜8月は、ほとんど去年、一昨年の延長といったところでしょうか。
具体的には、ジャズの契約があったので、そちらが週3。
それに伴うリハが最低でも週2はあり、その中でダブルブッキングをしながら週4の別仕事。
まあこれを2年続けてきたわけです。
相当に色々と体力と気力を持っていかれてはいたのですが、本当にここ最近になって思います。
人間としては、この時期が一番生きていたんじゃないかと。

9月〜は、ほとんど、意味のない日々を送るわけです。
一言でまとめれば「バーンアウト・シンドローム」です。
仕事は本職に復帰して週5〜7。
得たものはといえば、この2年間とは違った意味での孤独感と経済力です。
それに関しては、毎日最大限に書いていますから、まあここで触れる必要もないでしょう。

とりあえず今年はみかんぱさん(id:mikanpa)のテキストに勝手に救われました。
この場を借りて感謝を述べたいと思います。
来年はどんな出会い(?)があるのか、少しだけですけどわくわくしています。

目標という目標は、今は立てておりません。
流れれず、流れるがままに。

しかし、自分でちゃんと覚えているか否かは別としましても、今年書いてきた記事の中からずっと云い続けていたことは、人生をもってしてこなすべき命題のような気すらするので、まとめておきましょう。

・“レジスタンスとしての然るべき行動と感情”について
・“目に見えるものより、感じるものを信じること”について
・“愛に総てを”について
・“やさしさ”について
・“毒”について
・“マイホーム”の意味と場所について
・“能動的ニヒリスト”の末路について
・“詩人”で在り続けることについて
・“沈黙と静寂の美しさ”について
・“罪のない音の在り処”について

このあたりについては、際限なく沈思黙考していきたいと思っています。
そう、俺はいつの日か総ての言葉に、“”がなくなることを望んでいるのです。

しかし実は身近な目標は、勉学の世界に復帰することと、断酒することだったりします。

それでは、来年も宜しくお願いします。