くうちゅうくらげ

-A Boys Named No.28-

暇乞いのその後に。

湿った空気の隅に座っていたら、なんとなく何かを書いてみようと思い立ったので数週間ぶりにインターネットなぞに繋いでみました。今できるありきたりなこと、現在できる精一杯なこと、少し試してみましょうか。

忘れようとしたことを、ふと思い出しました。6月25日に、携帯電話が止まったらしいです。これはまた湿った日の朝早くに近所の友人が訪ねてきて気付かされました。それは、7月1日のことでした。

特別、外部を遮断することを心がけていたわけではありません。ただそれほど、関心がないことだということだっただけのことでした。社会に向けて叩きつけられるべきものがないので、せめて「何もしない」という積極性だけは持ち続けたいものです。少し天気の良い日に外へ出てみると、ベランダの植木が枯れていました。“ベランダの植木の歌”という曲を10分ほど弾いてから、今一度就寝してみましょう。「オーロラが見たい」と云っていたのは、誰だ。あれは誰のための人間だ。

そう、今の僕は自分に対して、何かを語って正当化する必要性が見当たらないのです。

だけど僕は決して、自分の人生を生きることを後悔しないだろうと思い、決して忘れないだろうとも、思う。冷たい廊下にひれ伏した時の、頬に当たる感触。僕はずっと、忘れないだろうと、思う。

さて。再開することにしました。そもそも知っての通り(誰が)こういう場所に何かを書くモチベーションは既に底辺であって、ちゃんと書き続けられるかわかりませんが。

ちょっとずつ良かったと思うことを。本当にちょっとずつでも書いていこうと思ってみます。一貫性のないものかもしれないけど、出来る限りシンプルに。それは僕のためにしか意味のないものかもしれない。そして、僕のために書いた、誰かのためのものかもしれない。

ここです。

「くうちゅうくらげ」http://no28.hatenablog.com/

こっちのブログもとりあえず残しておきます。