くうちゅうくらげ

-A Boys Named No.28-

肌寒さ。

−彼は認められなければ死ぬと仰いましたね?
+はい、その通りです しかし、彼はまだ生きています
−それはつまり認められたということで?
+いいえ、嘘をついたということです

ハッと起きた。
夢を見た。
「クレープを焼いたのは誰だ!」とウォーリーに追いかけられる夢だった。
小さい頃、見つけてごめんよ。
でもクレープを焼いたのは僕じゃない気がする。

家でプラモデルを作っているのだけど、七割ほど完成したところで部品がなくなったことに気づいてやめた。
未完成は哀しいけれど、塗装する時間が省けたとプラスに考えよう。

ペンギンが集団で踊る映画を見た。
良かった。
凄くどうでも良かった。
なんだかよくわからないけど、10年後くらいにこのペンギンたちに追いかけられる夢を見る気がした。
でもクレープを焼いたのは僕じゃない気がする。