くうちゅうくらげ

-A Boys Named No.28-

鉄の肺。

僕に思わせて頂けますかね。
せめて、いつか来るべき時の為に準備をしているのだと。
そのいつか来るべき時の為に生きているのだと、思わせてくれますかね。

テレビ映画のバイオレンスが物語るような、非常に狡猾なやり方で人生の意味を。
たとえば痛みであったりだとか、憎しみであったりだとか、そういう形でもいいから。
僕に何か気付かせてくれませんかね。

時々正直に自分の心をこじ開けてみると、いったい自分が何を云いたいのかがわからなくなってきた。
雨に打たれてやり直そうかな。
今一度独りの時間を大事にしようかな。
僕らって、本当に必要だったのかな。
少し、考える時間をください。
もしかしたら戦った自分に誇りをもてるかもしれないから。

あっちに行ってくれよ。
ここは見世物小屋じゃないんだぞ。
想いがふくらんだ夢の山なんだよ!