くうちゅうくらげ

-A Boys Named No.28-

なんてこった。

あまりにも金がないので、昨日、深夜にlimp bizkitを聴きながら「get the fxxk up!!」と叫びまくっていました。

 

そして今日鬱々と起きて、「死ぬか、皿を洗うか」という究極の選択に悩みながらうさぎにエサをあげて、タバコを吸いに玄関にでたところ、玄関前の手すりに「深夜は静かにしてください by管理人」と書いてあるメモを見つけました。

まさに「get the fxxk up!」な状況であります。

日本は、ストレスを抱える若者に対して叫ぶ環境すら与えてくれんのです。

悲しいことです。

 

しかしまあそれにしても、金がない、時間はある。

この状況ですと、実にやることに悩みます。

金があれば、ゲーセンにいったり旅にでたり女の子をデートに誘ったり風俗にいったりできるんですが、家を出たが最後、多分僕は明日から住み家を追われることでしょう。

死のうにも練炭を買うお金すらありません。

 

こんなときは家でワギャンランドをして1日過ごすという手もありますが、それではなおさら死にたくなるのは目に見えているので、もう仕方なく婆ちゃんか親父に電話をして少し用立ててもらうかもしくはキャッシングするしかないです。

でもキャッシングすると後々また大変なのでやっぱりここは婆ちゃんか親父を召還するしかありません。

本当なら誰かに金を借りるなんてことはしたくないのですが、このまま金がないと、発狂してスーパー銭湯の女湯を裸で走り回って逮捕されるのも時間の問題なので、それよりはマシだと思いました。

 

そう渋々決心したのも、うさぎにエサをやってるときに「このうさぎ食っちまうか」と一瞬思ってしまったからです。

その考えの後、首を30回ほどぶんぶんと横に振ってドアに頭をぶつけたんですが、ただでさえ気が違っているのに、これ以上気が違ったらまずいです。

これ以上気が違ってしまうと、いつ全裸でスカイツリーを登るか時間の問題です。

 

結局親父に電話をして、一緒に夕食を食って、散々説教された挙げ句、なんだかんだで少し用立ててくれました。

 

このなけなしの金で風俗に行って人生を終えるというなかなかカオスな結末も頭に浮かびましたが、家に帰り、うさぎが鼻をひくつかせてエサを強請ってくる姿を見たら、面倒な気持ちが一切なくなりました。

 

そして、その清々しい気持ちをもって女の子をデートに誘ったら清々しく断られました。

女はたまに恐ろしく正当である理由を拒みます。

ちっ、ダメか。