くうちゅうくらげ

-A Boys Named No.28-

ボーリン。

電車に乗ったり喫茶店に入ったりするとスマートホンをこれでもかとイジっている人がいるのは、前にも幾度も書いたし、まあ今や当たり前の光景だけど、スマートホン自体におもしろ機能があるとどうも思えない僕はというと、電車の中でふつうにエロマンガを読んでいる。エロマンガの醍醐味は以前にも書いたのではしょる。あとマンガ自体がおもしろいという以外の効果もある。通勤ラッシュでエロマンガを読んでいると周りの人がある程度距離をおいてくれるので気が楽だ。だけどスーツ着てエロマンガっていうのはどうかと思う。僕が僕じゃなかったら近付かないだろう。

 

昔からそういうことに実に抵抗がない。なぜないかというと、まあ僕自身がずいぶんと若い頃からエロ業界で働いていたというのもあるのだけど、そもそも人の目が気にならない。ただ電車内でハンバーガー食ったり、でかい音量で音楽聴くのは良くないと思う。イギリス紳士であるところ僕はその辺の気配りも天才的なのだが、周りの人のことも考えろよと月並みだが思う。でもエロマンガは別に誰に迷惑をかけるわけじゃないのでいいと思う。山手線でスーツ着てエロマンガを見てる人がいたら僕かもしれない。

 

と、自己正当化をしてみたのだが、どうだろう。あまりにも堂々とした立ち振る舞いで間もなく僕のファンがまた一人ずつ増えていくことを期待している。

 

で、だ。

昨日は久しぶりにジャズの仕事の仲間とボーリングに行った。結果から云うと、僕はトータルのスコアが80くらいだった。どんだけ上手くいっても98とかで、まあ周りの人は僕が手加減しているのにも気付かず180とか200とか平気で出しているわけだ。

 

そもそもあんな玉転がしに何の楽しみがあるというのだろう。イタリアのヤリチンことH氏は230くらいのスコアを出して大変喜んでいた。喜ぶのはいいことだと思う。だけどイギリスの紳士であるところの僕とイタリアのヤリチンではまず人間としての格が違うのでせいぜいぬか喜びしていろということだ。何が云いたいのかっていうとボーリングうまくなりたいです。