くうちゅうくらげ

-A Boys Named No.28-

れでぃがががが。

珍しく仕事が早く終わったので喫茶店で静謐に読書をし、静謐な気持ちのまま帰路に着く途中、自宅の最寄り駅の前で金髪の少年3人に絡まれました。

 

昔から、自分から人に絡むようなことをいっさいしないのにもかかわらず、なんかそういうフェロモンでも出ているかのように、海にいけばホンモノの怖いおっさんに絡まれ、スーパー銭湯のサウナにいけばむっちりしたおっさんに絡まれ、キャバクラにいけば違う席のガラが悪そうなおっさんに絡まれ、まあそういう事件は後を絶たないのですが、さすがにこの年になって10個も年下くらいの少年たちに絡まれるとは思いもしませんでした。

 

まあ僕も僕でそんな踏みたくもない場数を踏んでいるので、「うるせえ!これ以上近づいたら小便かけるぞ!さらにいえばお前らのちんぽこを一生使えなくしてやる!そもそも俺を誰だと思ってんだ!」といきりたってトラブルになる前に撃退しました。

 

どうやら経験上は老若男女問わず、赤の他人から小便をかけられるのは嫌みたいです。あと僕が誰だと思っていようと関係ないので最後の部分はつけたしみたいなものです。これをつけたすと少しかっこよくなります。本気でトラブルになったら殴られてから警察を呼ぶといいと思います。ちなみにホンモノの人たちに絡まれたら祈ってください。天国はいいところなんだと思うことが肝要です。

 

まあシンプルに云うとホンモノだろうと街の不良だろうとあんま怖くはありません。最悪死ぬだけなので、僕みたいないつ死んでもいいというか、とりあえずいつでも死ねるというか、そういう人は殺されることもあんま気にしてはいられないからです。

 

しかしそれにしても、どうしてあいつらは金髪にしたり、他人に絡んだりするのでしょうかね。金髪にすることで世界が変わるとか思っているんでしょうかねえ。他人に絡むことがそんなに楽しいことなのでしょうかねえ。まあ楽しいのならそれはいいことだと思います。僕でも少年たちの楽しみに少しは貢献できたものでしょう。

 

たとえばいざ知らず、僕に大事なものができたとしたらこういう現象についても怖がったりするんでしょうかね。なんかくだらないことに出くわして1日頭の中が損した気分になりましたので、やはり人生は何事もないのが一番ですね。