くうちゅうくらげ

-A Boys Named No.28-

たがめ。

最近はこれまで以上に人生どうでも良くなってきたので、あまりにもどうでもいいから料理しました。ちなみに僕は18歳の頃から独り暮らしをしているのですが、料理と云うのはつい最近まで全くやったことありません。やったことあるものはいためるだけの焼きそばとかお湯いれるだけのインスタントラーメンとかティッシュの素揚げとかだけです。なぜかというとめんどくさいからです。

 

しかしここのところあまりにも金がなさすぎるのと、かあちゃんが無駄に田舎から米を送ってきたので、さすがに料理と云えるほどのものではなかったとしても自炊くらいはしなきゃまずいということに気が付いたのです。なので1ヶ月ほど前に近所の某スーパーに行ってフライパンと鍋と食器をいくつか買いました。そもそもいろいろと計算してみたら、ふつうに鍋とかフライパンとか高いので、食費が浮いた分との差額を考えるといったいどっちが得なのかという話でもありますが、初期投資は仕方ないでしょう。デートに行くために服を買うのと似たようなもんです。違うか。

 

しかしよく7年間もポットと電子レンジと釣りに行った時に魚を捌くようのサバイバルナイフだけで生活してきたもんです。フライパンも鍋もなければ食器すらありませんでした。こりゃひどい。

 

肝心の料理なんですがいざやってみると意外と楽しいです。帰りがけにスーパーに行って食材を買うのもなかなか楽しいです。あとカレーとか作ると3日くらい持つのでとても楽です。

 

蛇足ですが、僕の家では昔からかあちゃんが料理をしない人なので、おふくろの味みたいなのは全部生協の冷凍食品だったりします。なのでおふくろの味とか家庭料理とか云われてもよくわかんない節があります。そんなこんなでうちのかあちゃんは人生で3回くらいしか包丁を触ったことがないらしいです。つまり僕は既に料理のステータスがかあちゃんより高いはずです。

 

こういう日記を18歳くらいのときに書けるような人生を送ってみたかったです。合掌。