くうちゅうくらげ

-A Boys Named No.28-

意思を止めることはできない。

今日、仕事終わってから駅前のレンタルDVD屋に寄って、1時間ほど物色して帰ろうとしたところ、ちょうどそのDVD屋の前のロータリーのところで若者同士が怒声をあげながら乱闘していました。野次馬がそれなりにいて、3分くらいしてから警察が来ました。まあ別段なんてことはないのですが、この間たまたま新宿のヨドバシカメラから出てきた時もおっちゃん同士が喧嘩していたりしたのを見た記憶があるので、なんだか最近ちょっと街が荒んでいるような気がします。たまたま目撃してしまっているだけかもしれないけど、もしかしたら僕の知らないうちに世界は核の炎に包まれた後なのかもしれません。

 

しかしなんか無駄に羨ましい気持ちになったりもします。原因はよくわからないですしどうでもいいですが、人目もはばからず他人に対して怒声を浴びせて殴り合う。別にその行動自体は美しくもなんともないですが、そもそも人に怒るほどの元気も理由もない僕なんかよりは、ある意味幸せなんじゃないかと思ったからです。

 

昔から喜怒哀楽の哀の部分しか成長しなかった僕は、ほかの喜怒楽のあたりは少し興味があります。興味があるからといってなんだという話でもないのですが、喜楽のあたりは少しでもわけてほしいものです。

 

神は二分を与えないとはよく云いますが、僕には二分以上与えられている者と一分も与えられていないものの両極端な気がしますが、気のせいでしょうか。