くうちゅうくらげ

-A Boys Named No.28-

せっとみーふりー。

おなかが痛いです。僕は1週間に4日はおなかが痛いです。まあただ下痢気味なだけなんですが、家ではなんともないのに電車に乗る直前とかにいきなりおなかが痛くなるので困ったものです。気が付けばもうここ8年くらいこんな日々な気がします。なので僕は死ぬまでおなか痛いままなんだろうなって思います。病院に行って治してもらいたいところですが、どうせ僕のことだから治った翌日に死んだりしそうなので、倒れるまでは病院にはいきません。


あとこの時期に、おなかの弱い僕がとても困るのは、店の中が寒いことです。夏の時期はやっぱり外が暑いので薄着で外にでるのですが、店の中に入ると長袖が必要なくらい寒くなります。僕は寒さに弱いいきものなので、非常に困ります。だからといって店の中に入る為にいちいち上着だとかブランケットだとか持っていくってのも無理があります。だから店の中が涼しいのはいいのですが、もう少し控えめな涼しさにしてほしいと思います。電車の中もそうです。ありがたいのは入った瞬間くらいです。


と、その店の話からなのですが、家のうさぎとかどうなんだろうなって思いました。僕はわりと体調とか温度とか気を遣ってるつもりなんですが、うさぎとかめちゃ寒かったりめちゃ暑かったりするんだろうか。


アクアリウムやってる人はわかると思いますが、金魚とか鯉とかザリガニみたいに庭の水たまりで放置してても生きてるような鈍感な生物ならいいのですが、熱帯魚みたいな敏感なやつはちょっと水温間違うと死にます。「なにもしてない」のに結構あっけなく死にます。あれ悲劇です。起きたらディスカスが浮いてます。前は「たかが水温程度で!」って思っていたんですが、この店の中に入った自分を省みるとやつらの気持ちが少しだけわかりました。


なぜなら、僕が今いるこのドトールコーヒーの温度があと10℃低かったら死にます。店の奴らは「たかがクーラー程度で!」とか思ってるかもしれませんが、僕はそこらへんにいる金魚やザリガニ共と違って、非常に敏感な熱帯魚なのです。なので、ふつうに死にます。軽い刺激で死にます。たかがクーラー程度で死にます。僕は熱帯魚なのです。僕はディスカスなのです。なので店側は僕を丁重に扱わなくてはなりません。


死んで浮くことでせめて抵抗してやりたいところですが、なんだかんだで生きてるって時点でもしかしたら僕もザリガニなのかもしれません。ま、ここまで生きてしまった以上はどう足掻いても綺麗になんて死ねないけどね。


うさぎの話に戻りますが、もし家のうさぎがめちゃ寒かったりめちゃ暑かったりしたらかわいそうだなって思ったんですね。奴らは類人猿と違って言葉はしゃべりませんので困ったちゃんですが、温度調節には今一度気を遣いたいと思った本日でした。


それと、天気良い日に窓開けたりした時、うさぎ共も「今日の風はいい感じですね」とか思ったりするんだろうか。