くうちゅうくらげ

-A Boys Named No.28-

いちにんしょう。

上司や同僚には「ぼく」だし、取引先には「わたし」や「へいしゃ」だし、家族や友達には「おれ」だし、とにかくコロコロと変えなきゃいけないのはめんどくせえ。めんどくせえから誰に対しても失礼がないように自分を自分の名前で呼ぼうか悩んだけど非常に気持ちが悪いのでやめた。

 

ただでさえぼくとおれの切り替えだけでもめんどくせえのに、世の中には「ワイ」だとか「わて」だとか「拙者」だとか「小生」だとか「まろ」だとか謎の一人称がイッパイある。非常にバカらしいとまろは思う。

 

どうして「I」と「YOU」だけで完結させてくれないのか。にほんじんがなんとなくややこしいのはこういうところにある気がする。