くうちゅうくらげ

-A Boys Named No.28-

しゅうまツ。

こないだ職場の先輩が結婚に伴って引っ越すということで手伝ってきました。手伝い自体は荷物も少なくて時間もかからずに終わって、更に日当も出たのでウマかったです。

 

彼の新居は、2LDK。家賃はそんなに高くないわりにはすごく綺麗で、ベランダも広く、申し分なかったです。僕のように、うさぎとベッドだけで部屋の2/3を使ってしまうような惨めな家じゃなくてなによりです。ほんとなによりです。

と、妬みはほどほどにして、そんなことより気になったことがあるので書きます。

 

2LDKのその一つはベッドとTVだけあるいわゆる寝室。そしてもう一つはPCが向かい合って2台あり、部屋の隅に奥さんの趣味であるというキーボードが置いてある部屋。しかもそこは仕切りを取っ払い、キッチンとつながっている。つまり。

自分と相手の部屋がない。

これって耐えられるのだろうか。

 

いや、別に僕がふつうじゃないならそれはそれでいいんですが、ふつうこれって平気なのだろうか。仮に僕にウィノナ・ライダーが嫉妬するくらいのとんでもない美人な恋人がいたとしても、これは耐えられないんじゃないか。そう思うのであります。そもそもウィノナ・ライダーはそんな好きじゃない。できれば深田恭子とかそのへんが良い。桐谷美玲ってみづなれいに似てない?そこどうでもいい。ほんとどうでもいい。僕に恋人がいないとかどうでもいい。この際だからいうと最近は尾崎ナナがイイ。

 

話が逸れたのですが、要は「自分の部屋」がないって僕としてはすんごいストレスだと思うんですね。

相手も人間である以上、いくら自分を心底好きになってくれたとしても「いないほうがいい」時間は絶対にあるわけで、そもそも心底好きになったらなったでそれこそ逆に面倒なパターンもあると思うんですよ。うんうん。そもそもおなにーしたくなったら公開おなにーでもするんだろうか。そうか僕にとってはおなにーが基準なのか。ああそうか、だから風俗に客が来るのか。

そんなに一人の相手の顔をずっと見たいものなのだろうか。いくらめちゃくちゃ美人だとしても絶対鬱陶しい時があると思うです。だってうさぎですらも鬱陶しいって思う時ってあるからね。

 

もしこう思うのがふつうじゃなかったり贅沢なのだとしたら、僕はかなり致命的に共同生活には向いていないタイプなのかもしれません。

そうか、これが世の中の人々が、僕のことを好きにならない理由なのか。

だけどそれが理由だとしてもそんな無理して生活するくらいだったら、二人より一人と数匹のほうが良いよね、と思うのでした。結局1か0かが人生なのか、うまいこと中間はないものか。世の中、金か。

 

無駄に自分の未来を憂いたはいいものの、そもそも論僕にとってはそんな心配はゆめまぼろしの世界なのです。

けっ。

 

いいちこ飲んでおなにーして寝るか。