くうちゅうくらげ

-A Boys Named No.28-

子供達が心配です。

実はここんところ無駄にソワソワしてることが多くて落ち着かないので、更新頻度が高いような気がするけどあまり気にせんで下さい。

今日仕事へ行く途中、小学生(もしくはそれ以下)の子供達がケータイをいじりながら会話をしてた。小学生がケータイなんかで何をするのかと非常に疑問だが…。俺ですら使わんのに。おまえらちょっと持つのには早すぎないか?とおっさんオーラが出てましたが。ちょっと驚きました。

さて、俺らの世代は大体早い人で小学校高学年からか?俺は中学1年の冬に初めてケータイってのを手にしたんだけどね。当時、電話代はおろか、メールの使用料も高かったじゃないですか?確か受信にも金が相当かかって、送信にも金がかかって、んでもって、電話もしたら 中学生の使用料で余裕で 30000越えるような気がする。

実際に越えてるヤツも何回か見たし…、ちなみに俺はあまり使いこむと困るので、リミットってやつをつけて勝手に止まるようにしてました。他の人も意外とその機能を使ってた人が多かった気がする。確かJ-PHONEの「message from sky mail」なるものが相当安かったので無理してJ-PHONE使ってた時もあったなぁ。ご存知の通り、今となっちゃパケット定額や電話定額とか何でも定額にして相当安くなったけどね。白黒で機能も大してないケータイから、音楽だの映画だのTVだのが見れるようになったのも大きな変化だね。

車が空を飛ぶ時代にはまだなっていないけれど、ゲームボーイがDSに変わるように、気付けば俺たちも着実に「生活の変化」についていってるわけですね。デジタルが普及するにつれてやっぱり悩ましいのがアナログ世界がなくなってきたことね。たった一つの用事なら、送信のボタンをワンクリックするだけで終わるし、昔、わざわざその為に 手紙とか書いてたのがバカらしく思えるね。直接面と向かって言えやしないこともメールなら言えちゃったり?本当に伝えたい事は言葉でいわなきゃいけないのにね。どんどん本質と離れていってる気がする…。

まぁそれはともかくとして、デジタルにもアナログにも良いところがあるよな。どっちが良いととかどっちが悪いとか決め付けるわけにもいかないね。ある意味、そういうモノがないと生活できない人間はその便利さに依存するしかないのだろうし、自分で何が必要か不必要かきめていくことだね〜。

心配なのは、これから更に科学が発展して寝てても何でもしてくれる時代になった時、俺の未だ見ぬ息子達の心が貧しくなってしまう気がすることだけだな。

以上のような話を友人としたところ、「そもそも、おまえは既に心が貧しいし、それに息子も娘も出来ないから大丈夫!!」と、にこやかに言われたので斬り捨ててやりました。またつまらぬものを斬ってしまった。