くうちゅうくらげ

-A Boys Named No.28-

My Epitaph. #7

  • 2/20(Monday)

・前週からかかっていた病(インフルエンザ)のせいで久しぶりの出勤だった。やはり万全というわけにはいかず、数時間だけ働いて帰った。心配してくれる人よりも「何休んでやがんだこの忙しい時期にこのやろう」というような視線を投げかける人が多かった。もう少し優しくして欲しいと思ったが、僕自体、今まで誰にも優しくはなかった。因果応報、自業自得、自己責任、である。やはり健康が第一だと思った。

・気づいたら朝方に少し面白そうなエントリを投下していた。良くないと思う。

  • 2/21(Tuesday)

・懲りずに仕事をした。18時間ほど働いた。1週間ほどぐっすり休んで、熱は下がったはずなのに、ずっと体調が悪い気がする。これだから連勤を途切れさすのは辛い。心配してくれる人は数えるほどしかいない。立ち上がらないと、いけない。へとへとになって家路を辿るのに、帰ると不思議と身体がしゃきっとしている。時間を割いて映画を観たりしたら、寝る時間がなくなった。書くことや上手く生きることについて、色々考えている。

  • 2/22(Wednesday)

・仕事をした。気づいたらまた18時間くらい働いていた。同じような日々の中でも確実に変化していくものを目の当たりにした。電話で話すのはいつまで経っても苦手なんだろうな、と思った。たとえばどんな断絶がこの先に待っていたとしても、僕たちは形のない現在と永遠を生き抜いていくのだと。そう思ったけれど、上手く言葉には出来ていなかった。ここのところジャミロクワイばかり聞いている。コスミック・ガールは本当に素晴らしい曲だと思う。

・深夜に汚いエントリを投下した。良くないと思う。

  • 2/23(Thursday)

・仕事に行こうとしたが、公休としての連休なのを忘れていて、居たたまれない気持ちになって不貞寝しようと思っていたら、朝の10時頃に恋人が突然の自宅訪問をしてきやがりおった。突然…と思いながらきどっていたら、どうやら約束を忘れていたのは僕の方らしい。

・雨が降っていたので、出かけることを諦めて、夕方までだらだらと過ごしていた。一見幸せそうにいろいろな話をしたが、どうも退屈な安らぎには落ち着けず、心の中で君に謝ってばかりいた。来週は出来れば楽しく過ごそう。

  • 2/24(Friday)

・公休だったので、昼から出かけていた。古本屋で思いがけない収穫を得た。やはり人間は太陽が昇っている時間に動き続けるものなのだと深く実感した。僕は何をしたいのかがよくわからなくなった。

・帰宅後に古本屋での“収穫”を楽しんでから、変な時間に寝た。

・時間をかけてエントリを投下した。僕も好きな音楽や観た映画を紹介してみようかな、と少し考え始めた。僕にとって何かを書くということは、やはり必要なことなのだろうと思った。

  • 2/25(Saturday)

・仕事をした。起きる時間を大幅に間違えたのにも関わらず、いつもより2時間早く出勤して、いつもより2時間遅く帰った。最近は仕事場で貢献出来ていると思えていない。職場の人間は「あなたがいないと」とは云ってくれるけれど、他人の言葉よりも“自覚的に”出来ていると思えないことは本当に窮屈だと思った。それに実際出来ていないしね。誰かに優しくありたいと思いながら、実行に移せていない。友人にかけるべき言葉が見つからない。

・帰宅後にいろいろなことを考えながら文章を作ったり作らなかったりしていた。公開できない乱雑な記事が下書きにありすぎて困る。

・ぼやきながらも、日々を紡ぐことを諦めてはいけないと心から思った。もちろん哀しみはそこかしこに点在するのだけど、それを解決するのは絶対に自分自身の言葉でしかないのだと思うから。僕は未だに、自分の言葉に価値を委ねているのだから、此処から抜け出せないのでしょう。

  • 2/26(Sunday)

・仕事をした。人がいなくてクソみたいに忙しかったのだが、これこそ、と思った。自分で見つけなくても仕事が落ちてくるってなんて幸せなことなんでしょう。僕はあれこれ考えなくても手さえ動かせていられる環境にいられればそれなりに幸せなのかと思った。久しぶりに疲れた。

・昨日の延長みたいな思いを胸に、また週日の「墓碑銘」を投下することにした。毎日エントリを投下していると“日常”をどうもサボってしまってまずい。エントリが増えているのは、哀しみが原動力になっているからなのだと思った。そして僕はまた何もしてやれない。