くうちゅうくらげ

-A Boys Named No.28-

My Epitaph. #16

  • 3/23(Friday)

・休みだった。朝早く起きて湖へ釣りに行ってきた。途中から雨が降ってきて少し残念だった。リールの調子が悪く、仕掛けをあまりもっていかなかったせいもあって不完全燃焼。しかし友人と長らく語らえていたから良かったかな。

・雨の匂いで色々なものを思い出した。違うね、思い出す予定はなかったのだから、条件反射したと云ったほうが正しいのだろう。夕方に家の近くの映画館で『シャーロック・ホームズ シャドウゲーム』を観た。まあまあだった。

・友人とバーに出かけた。飲みながら「世の中にはガキと、ババアとおばさま、オッサンとおじさま、それしか存在しないんだよ」という話から始まり、朝まで一通り語らってしまった。その後に何気なく帰宅した。

  • 3/24(Saturday)

・休みだった。少しだけ寝てから、小学校と中学校の時の同級生同士(高校〜も仲がずっと良かった)の結婚式に行って来た。家から車で30分ほどの場所へ。懐かしい人々がそれなりにいたが、それはほんの少しで他はいつもつるんでいる連中だった。彼らは僕の青春時代を大きく支えた人間で、愚かな男は相当な感動を覚えた。

・余興として、少しばかり演奏をした。君は笑ったり泣いたりして忙しそうだった。素敵だった。場所も気持ちも君の横顔も何もかも。

・二次会、三次会…と、はしご酒。場所が変わるたびに新しい顔が増え、古い顔が消えていった。ただ混沌とした意識の中で“愛”の片鱗に触れた気がしていた。気がついたら朝まで飲んでいた。代償としての途轍もない疲労と共に…ただ、祝福を。

・さあ、これから孤独をためよう。おやすみなさい。

  • 3/25(Sunday)

・夢で刺されて目が覚めて、「祈り」について勉強した。過去は懐かしく、輝かしいが、戻りたいと思ったことはない。今まで(あくまで自覚的に)起伏の激しい路をひたすら迷走していたと思っている。そして、遂に見つけたはずの“優しさ”の終着点で待っていたものは「死んだほうがマシ」だった。どうやらこれが貴女の望んだ未来なのですね?マザー・ファッキン・テレサ!僕は貴女が大嫌いだ!

・これから仕事をしてきます。