くうちゅうくらげ

-A Boys Named No.28-

そらとぶパーソナリティ。

僕が泣きたい瞬間が、世界のどっかの誰かが笑いたい瞬間であると信じてみたいと思います。明日の僕がそう思っているかはわからないですが、今日の僕はそう思いました。

 

そう思ったので、これを日記として、綴っておきます。たいそうなもんじゃないですが、僕にも何かできるんじゃないかってこと、信じてみたいと思っています。明日もそう思っているかはわからないです。

 

僕あの、今、スーツ着てるんです。別にわざわざ口にするようなことじゃないのですが、スーツ着てるんですよ。これ、どうせなら誰かに云ってみたかったんです。でもですね、携帯電話を見ても、電話帳を見ても、それを云うべき相手ってのが見つからなかったんでちょっと書いてみました。だからしゃべるように書いてみます。今僕はそれを書きました。ちょっと気分が楽になった気がします。イマドキそんなことだけわざわざ云う相手もいないんです。わかってください。

 

やっぱり世の中ちょっと冷たくて、でも温かくなれば居心地がよくなるかっていうとそうじゃないってことがわかってる以上、僕は僕に云って聞かせるしかなかった。僕が僕である以上、僕以外にはなれないわけで、たまにそれが虚しくなったりもしますが、それでもいいんです。それが直接誰かの不幸につながるわけでもないですし。

 

だけどやっぱり、信じてみてもいいかなって思ったことが信じられないに値したと実感することに直面するとやっぱり僕も辛いんです。すでに血がないはずの僕のレバーが血によって痛むのはなぜ。

 

僕は、ただ。

 

僕が泣きたい瞬間が、世界のどっかの誰かが笑いたい瞬間であると信じてみたいと思いました。

 

どうせやることないんだしそんくらいやってもいいでしょって。でもほんのちょっとだけ、余計なお世話だって云われることを怖れていたりするんです。それと、こんなことわざわざ書くようなことじゃないとも思ってます。

 

だってどれだけ好きだって、駅前で好きな子の名前、叫ばないでしょ。