くうちゅうくらげ

-A Boys Named No.28-

そらとぶ浮遊物。

僕は社会や世界に対して不満なんてそんなありません。仮に新宿の駅前で演説をしたとしても消費税が上がるのは避けられない事実ですし、単独で紛争地に赴いたところで戦争を止められることもないです。だから僕はそれらを放棄します。僕以外のほとんどの人もそれらを放棄します。だから消費税は上がるし、戦争は止まりません。消費税が上がるとただでさえ金のない僕はきついです。戦争が終わらなくても今のところ僕はきつくないです。

 

なんだろうなあ。本当に満足して人生終えることができるんだろうか。それは僕だけじゃなくて、他の人も、これで良かったと思いながら終えることができるんだろうか。