くうちゅうくらげ

-A Boys Named No.28-

2012-01-01から1年間の記事一覧

アクシデント。

不正と書いて歪と云う。 書きたいことだけ書いていたら文章として成り立たなくなった。 時に僕の頭は、コーヒーカップに3回乗った後みたいにフラフラしてる。そんな時はだいたい近所のBARから家まで辿りつけないので、アスファルトの上と空の下と夢の中…

違う。

今日道ばたで女性に話しかけられた。 「すいません、イリキさんじゃないですか?」 おどおどしていたら 「変わったなあ、イリキさん、じゃまた」 ちなみに僕はイリキさんじゃないし、イリキさんの知り合いでもないのだけど。 その人の中では僕がイリキさんと…

イライーラ。

仕事が煮詰まってきてイライーラしていると、入った店で「ヘイラッシャイ!」と云われることにすらイライーラする。 「ヘイラッシャイじゃねーよ、コノヤロウ!」と云った具合で。 でも僕は元来そんなに強気な人間ではないので、心に留める程度にしているよ…

蟻。

「良く見ろ。蟻が歩いているだろ? 『歩くというよりも進んでいると云ったところでしょうかね。 「え? 『歩くというよりも進んでいると云ったところでしょうかね。 「いや、歩いているだろ。 『そうですね老人と話すのも魯迅と話すのも大して変わらないのだ…

青色の目玉焼き。

「ハハハ、僕はついに流行り物を手に入れたぜ。どうだ、このくらげ!かっこいいだろ!」その日の僕は絶好調だった。 で、絶好調であるからといって何もかも上手くいくとは限らないのだ。 時には絶好調が仇となることもあるのだからこそ…!君、君だよ君。 今…

スポットライト。

帰り道で黒人が「ファッキンファック!ファッキンファック!」と云いながら僕の横を通り過ぎていった。 その後ろから3名ほどの女性が「ツイッター!ツイッター!」と云いながら僕の横を通り過ぎていった。 僕は「ごーいん、ほーむ、あろーん♪」と口ずさみな…

肌寒さ。

−彼は認められなければ死ぬと仰いましたね? +はい、その通りです しかし、彼はまだ生きています −それはつまり認められたということで? +いいえ、嘘をついたということですハッと起きた。 夢を見た。 「クレープを焼いたのは誰だ!」とウォーリーに追い…

グリーンの中のブルー。

昨日のバウムクーヘンのことばかり考えていたら、 隣で眠っていたはずの女がいない…! 厳密に云えば、夢の中で隣で寝ていた女がいない 隣で寝ていたバウムクーヘンもない ため息と一緒にあの唄を吐き出す。生きていれば鬱陶しい。 死ねば哀しい。 ただそれが…

面影とか。

昼下がりの喫茶店では、 厚切りにされたバウムクーヘンの横で貴婦人が悠長に人生のそれについて語っている。 若い二人組は秋刀魚がウザいだとか、妹がウマいだとかそういう話をしてる。 才能のある僕の友人はみんな、そのうちニートになってしまうだろうかわ…

それは出会いとか別れにも順ずるもの。

時間がなくて推敲できていないけれど投下しておく。 2011/4/1(みかんぱさん(id:mikanpa)) 誰にも聞いてもらえない。正しくは、誰にも聞いてもらえなくてもいいし、聞いてほしくもない。いや、それもこんな場所に書いている時点で100%正しいものでもないか…

手は汚したい。洗えるから。

今こそ、シンプルに云おう。 ただ、僕は誰かに話を聞いて欲しかった。 そして、云って欲しかった。 大丈夫だ、と、間違っていない、と。 それだけの話だった。“愛”について語る時、どうしても代替にしなければならなかった。 “言葉”というそれを。 僕はまた…

暗闇をそっと照らそう。

何処にでもあるような笑顔で何処にでもあるような日々を過ごす中に美しさがあるか。 無い。 全ては自分にあるということ。 哀しみが美しくないと云う人を信じるつもりがないということは何度も云っている。 自ら孤独に身を潜め、誰かに懺悔し、それでも“前を…

見えるものと見えないもの。

僕は、言葉で着飾る必要があった “ありのまま”である必要がなかった しかし、それらとの蜜月は終わったことを 自覚している 凡てが終わり、 それらが何に変わったかというと 少なくとも満足ではなかった変異して狂人になるか、 唯の日常に鈍化するかは、 そ…

考えたり考えなかったりする毎日。

「僕は僕からは絶対に逃げられない」という幻想を、自ら凌駕してみせたいのだと。 もっとも崇高な逃避は、自らを欺き、欺いた自らを肯定し、そしてそれらを真実と偽ること。 偽りが偽りでなくなる瞬間、「君のことはわかる、でもこれ(僕)は誰だっけ?」 僕が…

風は穏やか。

気温が下がってきたことはとても嬉しいことだけど 夏が終わってしまったという実感は少し悲しいこと 何が悲しいって、 ただそう思うことが哀しいというだけ住宅街を歩く もしあの奥に見える団地の5階あたりで誰かが首を吊る予定だとしても 僕は知らずに通り…

ignite

僕は僕自身が救いになり得るようになりたい 今までずっとそうなれるように生きてきたのだと思うから 思いこむことで世界が変わるのならば、思いこんでみようとりあえずは、それで良いと思ったんだ

前を向きながら後ろへ。

“愛”と“希望”の日々は、本当に多くのものを壊してくれていたんだと思った。 時には相反的に考えよう。 どういう人間になりたいのか、というよりも、どういう人間にはなりたくないのか、というように。僕はただ自分がやったことで苦しい思いをしたくないだけ…

駄文

更新しなかった時期に色々と振り返ったんですけど、まあとりあえずまとまって云えることって。 なんか俺、吐き出したかったんですよ。 それが何かは具体的にはわからないけど、なんか吐き出したかったんです。 そうだと思いました。ネットにテキストを上げる…

本当は其処に「君の人生はこうなるはずだったんだよ」って、書いてあったんだろ。

僕は現実にとどまろうと苦闘するあまり、ほかのことは徐々に脇へ追いやってしまっていた。 頭にはもう何の考えも残っていなかった。 一つ一つの瞬間が順繰りに現れるばかりで、そのどの瞬間においても、未来は単なる空白としてしか浮かんでこなかった。 何一…

くうちゅうくらげ。

長袖が半袖に代わり、僕は街路樹から少し先にあるマンションの階段に座っている。 いつまでもこうしているわけにはいかないので、少し歩いてみることにした。 今日からブログを再開することにした。 出来る限りシンプルなもの。 時には、一言でも良いと思っ…

暇乞いのその後に。

湿った空気の隅に座っていたら、なんとなく何かを書いてみようと思い立ったので数週間ぶりにインターネットなぞに繋いでみました。今できるありきたりなこと、現在できる精一杯なこと、少し試してみましょうか。忘れようとしたことを、ふと思い出しました。6…

いつか、どこかで。

・けがしてました。軽傷ですが怪我してました。その次に車の免許がなくなりました。・生きてます。 生きていますが、ただ生きているだけです。 ・今、北海道にいます。 紆余曲折があり、仕事のことなど色々とあって今は北海道にいます。ノートPCの故障なども…

死にながら生きる。

根本的に何もしないという抵抗を示すレジスタンスなどと云っていたら、本当に何もしなくなったので困る。呼吸すら忘れそうになったよ。そしてインターネットから完全に離脱した僕は、眠る前に「たとえば僕が死んだら」を考える。とはいえ、空を見上げたり見…

僕に持っていないものを、全て教えて欲しいんだ。

僕の人生にストーリー性などまるでないのに、僕は物語の主人公になったつもりでいる。マイワールドイズエブリシング。そう、文章だけで見たならば何不自由もないほどの透明感のある世界の中にいながら、幸せとは程遠い毎日だ。そして目の前で大事なたった一…

陽の当たる大通りを、こんな風に散々歩き回って、いつか光の速さで飛んで行くんだ。

人がたくさんいる夢を見て、それだけで疲れてしまってね―この間、とはいっても先週のことだけど、浦安市のアレに行ってきた。 僕が云うのも何だけど結構楽しかった。 それでも、僕ほど独りが似合っている人間も中々珍しいだろうと思った。 僕は二人になった…

冷たい雨を背にして。

昨日の天気は、正義、時々、悪。 今日は、愛しさ、後、涙。 明日は、晴れ、時々、哀しみ。 降水確率、60%。僕たちは良かれ悪かれ、明日の思い出を作りにいく。 それがとても哀しいことに感じ始めたのはいつからだったか。僕はね、この哀しみを一生抱えて生き…

My Epitaph. #20

4/5(Thursday) ・仕事をしてきた。・帰ってからずっとピアノを弾いていた。見失っていたものを取り戻すのは、きっと無理なんだろうな。おやすみなさい。 4/6(Friday) ・仕事をしてきた。・僕は思い出を引き裂きながら、毎日を選んでいく。おやすみなさい…

静寂を棄てないで。

喫茶店の真ん中でキャイキャイと話している連中を傍目で見ながら、いろいろと考えていた。 思えば、学生時代の頃からガーシュインやショパンを筆頭に、列挙しようと思えば文庫3冊分必要なほどの洋楽を聴きながら、流行という影を追いかける同級生に対して「…

太陽の片隅。

サボっていた。というのも、職場で毎日のように12時間以上PCの前でカタカタして、休日は休日で休む暇もなく友人と酒を飲んだりゲームしたりしていて、帰ってから、PCに向かって何かを書こうという気はとてもじゃないけれど起きなかったからだ。 というか、書…

My Epitaph. #19

4/2(Monday) ・仕事をしてきた。良い天気だった。・僕は自覚的には恵まれていると思っている。何がって、人に、環境に、仕事に。それに比して僕が健康的ではないのは、やはり度重なる夜勤の影響かもしれないのだが、やはり人生は相対評価ではなく絶対評価…