くうちゅうくらげ

-A Boys Named No.28-

2011-01-01から1年間の記事一覧

他人(ひと)の在り方と自分(おのれ)の在り方。

今日は感性的なそれではなくて、少し考えて具体的なことを書きます。 まあつまり我流に云うなれば、「描く」ではなく「書く」文章です。いきなりですが、私事から入ろうと思います。 俺がこのブログを更新していない時期(主に8月後半〜9月後半と、10月中頃…

躍動性ゆらゆら。

君の「近づいていく、あー近づいていく」は卑怯だな、と思いました。 未だに俺の後ろにはかなりの哀愁の色が漂っているのにも限らず、無邪気でいいな、と。 どんな風にでも日々は続いていくんですね、俺たちに、あまりにも先が無いとしても。そうですね。 今…

飴玉持ってないかな?

俺は、世の中には“わかっている側”と“わかっていない側”の人間しかいないと思っていました。 そして今は他人の夢の中で語りかけます、「俺はどっち側ですか?」と。今日は部下と飲みに行き、2時間ほど話をしました。 俺はほら“失ってしまった”人間ですから、…

徒然に寄せて。

たとえば昨日書いたようなことを1日中考えるに「俺は本当に書く力を失ってしまったんじゃないか」というのは、ただの詭弁だったのじゃないかと思いました。 なぜならば“失ってしまった期間”に書いたエントリが、まあなかなかどうして人間味を帯びていて良い…

俺にとって、とても大事なこと。

今日は少しだけマトモなことを書くつもりです。 しし座流星群の話ではありません。文章を書く、ということについて、色々と考えています。 前はそのことについて、を考えることはありませんでした。 今俺は、この文章を書くことにかなりの時間を割いています…

My Epitaph. #1

11/9(Wednesday) ・仕事をし、帰って焼酎を飲んだことくらいしか覚えていない。 11/10(Thursday) ・安らぎが鈍化し始め、何も手に付かないことを覚える。 ・執着は都に定着したか。 ・摩天楼にて仕事。 ・帰って焼酎を飲んだ。 11/11(Friday) ・慈しみ…

My life's been what until now?

id:mikanpaさんのブログは1年ほど前から、欠かさず読ませてもらっている。実はここ半月ほど、あるひとつの議題についてずっと考えているのだ。 セサミストリートのエルモのことではない。 場合によっては朝の10分間について彼が記述している“一瞬の夢に出会…

俺は止まれない。

実は、悲壮感にあふれたテキストばかりで申し訳なく思っている。ただここは俺の城、俺の言葉、俺の呪い。そして、俺の夢。何もかも叩きつけてやろうと、決心した頃にはグラス5杯分遅かった。いつも遅い、いつも鈍い、俺の頭だ。なんということだろう。先週は…

血相をかえて昇った今日の朝焼けに。

俺はある日、最上の別れの言葉を用意して君を待った。満足はない。不満足もない。自由もなければ、不自由も無い。それなのに、この心の底から湧き上がる“哀しみ”は何だろう。その実態は?それが残すものは?俺が俺のままであるならば、君も君のままでいいっ…

俺たちは消えていく。

起きたら時計の針の指す方向が、南西から北東に変わっていた。俺は夢の海の中を、ただようくらげであり続けたい。いつか俺が自分の名前を、名も無きものしたときの様に、心も身体も凍りつかせたい。極寒の地で生まれたその少年の名前は、ナンバー28という、…

君がいたから。

俺がいつかどこかで死ぬとしたら、それはここ。地球の片隅であることは絶対に間違いはないのだけど、絶命の瞬間はどれだけ良く見積もっても、名誉あるコトなど不可能なのだろう。生きてしまったから。俺たちは生きてしまったから。ここまできてしまったから…

裏道のメモリー。

実家の裏の小道を通るに、少年は古いことを思い出す。幼馴染と並んで歩いた事もある、この小道だ。あの頃の俺が、本当に俺だと云うのなら。あの子が昔云っていた言葉を良く思い出す。「私たちは、それぞれの物語を生きている」確かに自分の過去こそファンタ…

アメリカ、ミズーリ州、PM17:30。

12歳頃の話だったと思う。アメリカはミズーリ州、ミシシッピー川沿いの田舎町に父の仕事でついて行った。季節は、晩秋だったろうか。見渡す限りの麦野原を走り回る少女の横を重たい色で過ぎる影。やがて農家に吹く風は凪ぎ、俺は有り難き建物に招待され、神…

サンフィッシュの墓。

クルクルと晴天が近づいてきたが、悲しみの空が俺の真上をまた回る。急遽葬儀に行ってきた。場所は北海道。2011年10月24日に、仲良くしていた友人が病気で急逝した。23歳だった。小さくて綺麗な子だった。元々の出会いは、俺がまだジャズバーで仕…

暁光のセレナーデ。

土曜日から上野美術館でウィリアム・ブレイク氏の版画展がやるということだったので見に行った。 という記事を今日は書きたかったのだが、行っていないので書けない。なぜならばと云うと、風邪を引いていたのもそうなのだが、起きた時間がそもそも夜だったし…

売って、買って、創って、壊す。そして、忘れる。

誰かに「最近楽しいか?」と聞かれたら。 紛れもなく「楽しくない」と答えただろう。 ただ、そんなことはもうどうでもいい。 人生とは青春時代の負債を払うだけの毎日である。 いや、そう云ってしまっては身も蓋もないか。「そうか、云いたいだけだったんだ…

這うように逃げろ、逃げるように這え。

今日は何も取り止めもないことを書こうと思う。最近、歩くようにしている。 心境の変化と云えばそうなのだが、俺の心境が変化したからと云って、決して誰かが得をするわけではない。 自分すら得をするわけではないという全く無意味なことを繰り返しながらも…

神託。

俺を一度ブッ壊したい。俺を一度ブッ殺したい。もう一度、作り直したい。そしてもう一度、生き直したい。

憎き日常と愛すべき孤独。

通り雨が凄絶に駆け抜けていったここは東京深夜2時。湿気だけ残して、虹は見えぬ深夜2時。8階から飛び降りてしまいたいほど憂鬱な気持ちを抱えた青年が見うる景色と、人工的な摩天楼が吐きつける罵声は似ているか。とにかく仕事がしんどい。ただそれだけ…

二歩下がって、一歩進む。

そして、俺は再び孤独になった。「これが待ち望んでいたものだろう?してやったり!」と泪ながら咽びかえる。一瞬の後、俺は全てに期待する。そして、全てに失望し、更に孤独になる。この居心地の悪い空間。まるで数学の答え合わせをするように、この数日間…

ガラクタから。

人間的に落ち着き始めた。俺が一番、恐れていたことである。昔のテキストを眺めながら「そこから人間性が変わった」と一概に云えない。「人が変わってしまった」という表現の方が近いような気がする。ここのところ、本当に、ダメだ。別にさ、誰も見てないん…

欲望。

こうして何かを書くことにげんなりしているというのは先日も書いた通りなのだが、そうであるにも関わらず何かしら書いていないと落ち着かない現在は午前4時。 「4はしあわせのし」と云っていた母親のことを毎日思い出すに、俺はどうもまだまだ巣立ちが出来て…

終わりの始まり。

文章が書けない原因がわかった。最近、全く孤独じゃないからだ。当たり前だったろう。感性を研ぎ澄ますために、孤独が必要だった。そして、孤独を失ってしまった時、自分を失った。誰からも必要とされない中で、路地に唾を吐き続ける少年の思いは、今、何処…

蹴球。

そんなわけで週末はフットサル大会へ。 正直、ここのところ全く練習しなかった俺なので、レギュラーではなく補欠ということで参戦。試合は6分ハーフの4試合。 5チームの総当たり戦で、ミックスということで女性の1点が2点になるわけです。俺たちのチームは、…

夢から醒めることができない。

俺の心の歯車は、廻らなくなってしまった。 それは、いつからの話だっただろうか。なんということだろう。 気がついたら、自分の中に何もなかった。 俺が追い続けていたものは、この世に存在しなかった。 一体、どういうことだろう。 何も生み出せるはずもな…

俺はどこまで孤独になれるのか?

最近は、とことん文章にキレがなくなってしまって悩んでいる。 いや、悩んでいるというのは厚かましい。 なんてことだろう、俺に悩みなどは元々なかったということだ。ただひとつ云えるのは、この喪失感は非常に大きいということだ。 だがそれでも俺は決めた…

幸せの対価。

無感情へ択一。 何かと心があると不便なものです。 幸せとは、幸せを追わないこと、探さないこと、感じないこと。

彼方なる大空と遥かなる海洋。

僕は今、無駄にポルノグラフィティのTHUMPxを聴いています。ここは東京、麻布です。外はすんごい雨が降っております。 これから数日間、台風の影響で雨が降り続くようです。 とはいえ、僕はこの数日は職場にいるか、ジャズバーでノートPCを広げているかの日…

56%。

どうでも良い話をすると、この間髪をバッサリ切りましてですね。 つい最近までは、加藤ローサより短く、木村拓哉より長いという中途半端な髪の毛だったんですがね。 どうも鬱陶しくて、スッキリしましたよ。 木村拓哉より短く、笑福亭笑瓶よりは長いくらいに…

オールウェイズ。

先日のことですが、結婚式にお呼ばれしました。 僕の用途は演奏ということなので、知り合いが特にいたわけではないのですが、しぶしぶと参加したら、臨時収入が入って少しホクホクとしております。 うまいメシをタダで食えたっていうのも実にいいですね。し…